ホームページやブログを作りたいけど、レンタルサーバーの選び方が分からない…
どれを選べばいいんだろう…
これからホームページやブログをはじめようと思っている皆さんが、恐らく一度はかかえるお悩みではないでしょうか?
サーバー?レンタル?なんのこっちゃですよね。
こちらの記事で、レンタルサーバーについて解説しますのでぜひ参考にしてください。
- レンタルサーバーってなに?
- レンタルサーバーの選び方
- おすすめのレンタルサーバー
レンタルサーバーとは
一般的に言うレンタルサーバーとは、誰でも簡単にメールやWebサイトを利用できるサービスのこと自体を指します。
「サーバーを借りる」サービスだから、「レンタルサーバー(サービス)」ということですね。
サーバーというのは、簡単に言うとインターネットを通じてハードディスク(HDD)の中身を公開できるコンピューターのことです。
コンピューターということは、パソコンみたいなもの?
そう、サーバーもパソコンと同じくCPUやメモリ、HDDなど構成要素は同じなのです。
ただし24時間起動しっぱなし、常にセキュリティリスクに晒されるため、すごく良い性能のコンピューターを高い保守費用をかけて動かし続けなければならず、とても個人で運用できるものではありません。
そのためWebサイトやメールを使用するには、レンタルサーバーを使用するのが一般的です。
レンタルサーバーを選ぶポイント
レンタルサーバーについては何となくわかったけど、
色んな会社があってどこがいいのか分からない…
プロのWebデザイナーから見た
レンタルサーバーの選び方をお教えします!
「レンタルサーバー」で検索すると、色んな会社が出てきます。
価格も差があるし、機能も聞き慣れない単語ばかりでどれがいいのか分からないですよね。
制作サイト数300超、数多くの国内レンタルサーバーを使用してきたプロのWebデザイナーが、レンタルサーバーにおける「選ぶべきポイント」について解説します。
高コスパで価格と機能のバランスがいい
やはり真っ先に気になるのが価格。
僕も大阪人なので、隙あらば「でもお高いんでしょう…?」と言いたくなっちゃいます。
価格だけで見ると、大手のレンタルサーバーでも月額121円~の安いプランもあります。
ですが最安値のプランは機能が制限されているものが大半なので、よく見極めないとWordPressが入らなかったり、やりたいと思ったことができなかったりします。
これから「ブログを始めたい」「Webサイトを作りたい」と考えている方は、WordPressが複数運営できることを目安にするとまず間違いはないです!
WordPressというはブログのシステムのことです。現在はこのシステムが世界標準となっているので、初心者の方はまず「WordPress」という単語をキーワードとして覚えていただければと思います。
また、「複数運営できること」というのは今後を見越してのことです。初めてすぐの頃は一つだけで良いと思うかもしれませんが、テスト環境や二つ目のブログ開設などを考えるときも出てくると思います。
というのも、料金が安いプランの中には「WordPressは使えるけど、1つしかインストールできないよ」というものも存在します。そういったプランには注意が必要です。
「WordPressが複数運営できる」という条件でプランを見ていくと、だいたい月額500~1,500円程度のプランに絞られると思います。個人で使用する場合はこの価格帯が目安となります。
これより価格の低いプランであれば機能が制限されている可能性あり、逆にこれより高いプランはオーバースペックの可能性があります。
- レンタルサーバーは「WordPressが複数運営できる」ものを
- 月額500~1,500円が目安
サーバーが安定している
携帯のキャリアと同じように、サーバーによって処理速度や回線の安定性はそれぞれです。
冒頭で説明したとおりサーバーもコンピューターのため、「Webサイトが見たい!」とリクエストされてから実際にWebサイトが表示されるまでのタイムラグがどうしても発生します。これがサーバーの処理速度です。
僕のパソコンでWordやExcelを立ち上げたときと同じだね!
とはいえ、200ページほどのブログや小規模なWebサイトではサーバーの処理速度はほとんど体感できない程度です。最近の有料レンタルサーバーであれば、体感での差は感じないでしょう。
ただ、カスタマイズして複雑化したWordPressの動作速度向上や、ページ表示速度を極めたい方は専用サーバーなどの使用を検討しましょう。
また、より注意したいのが安定性です。
サーバー自体はコンピューターで、ずっと稼働させ続けるものなので物理的に壊れたり、回線に障害が起こる可能性があります。
そのため障害自体が少なく、万一障害が起こったときの復旧も早いレンタルサーバーが理想といえます。
安定性の判断基準は「サーバーの稼働実績(サービスの運用年数)」と「稼働率」です。
サービス開始からの運用年数が長いサービスはやはり信頼感があります。さらにエックスサーバーのようにサーバーの稼働率を公開されていると特に安心ですね。
稼働率というのは単純にどれだけのサーバーが動いているかということです。サーバーが止まっているということは何らかの障害が起こっている可能性が高いため、「稼働率が高い=サーバーが安定している」といえます。
- 個人ブログや小規模なWebサイトではサーバーの処理速度はそこまで体感できない
- サーバーの稼働実績(サービスの運用年数)や稼働率の高いサービスを選ぶ
セキュリティがしっかりしている
Webサイトは誰でもアクセスできるため、例えるなら鍵を開けっ放しのオープンハウスのような状態です。そのため、常に情報漏洩などのリスクに晒されているのと同じです。
せっかくWebサイトやブログを作っても、ハッキングでWebサイトを改ざんされたり消されたりしたら目も当てられないですよね…
こうしたリスクに備えるため、レンタルサーバーもしっかりセキュリティ対策がされているところを選びましょう。
セキュリティについては、おもに以下の2通りに分かれます。
- 事前対策 → ウイルスやハッキング被害に合わないためのセキュリティ対策
- 事後対処 → 被害にあった場合の復旧対応
事前対策
サーバーの基本的なセキュリティ対策はもちろん、定期的なセキュリティチェックの機能があれば安心ですね。
事後対処
万が一被害にあってしまっても、すぐ復旧できる対策が整っているところがベストです。
自動的なバックアップ機能があれば、ウイルスやハッキング被害にあったときだけでなく、間違えてサーバー上のデータを消してしまった、WordPressが動かなくなったなどにも対応できるので便利です。
- レンタルサーバーはセキュリティ対策されているところがマスト
- 事前対策と事後対処、両方対策されているところがベスト
WordPressが使える
前項でお伝えしたとおり、「WordPress」というのはブログシステムのことです。
ブログシステムといってもブログを作れるだけでなく、企業サイトなども作れます。2024年1月時点の世界のWebサイトにおけるシェア率が64.2%もあり、圧倒的シェアを誇ります。
つまり世界中のWebサイトの2つに1つが
WordPressで作られているということですね!
なので、今すぐWordPressを使う予定がなくても使える環境を用意しておくのがベターです。
ちなみにWordPressはある程度負荷の高いシステムなため、機能の良いサーバーでないと快適に動きません。機能の良いサーバーであれば、当然普通のWebサイトも快適に運用できます。
じゃあ今すぐWordPressを使わなくてもメリットはあるね!
また、WordPressは画像やファイルデータを置いておく場所とは別に「データベース」というものが必要です。
データベースはWebサイトの情報を置いておく場所です。ブログでいうと、「記事やWebサイトのデータ」が該当します。このデータベースを作成できる数はレンタルサーバーによってマチマチです。
提供プランによっても数が異なるため注意が必要です!
このデータベースの作成数=WordPressを動かせる数だと思ってください。
厳密に言えば、データベースが1つでも複数のWordPressを動かすことは可能です。ですがその分一つひとつのWordPressが重くなったり不具合が起こる可能性が高くなるため、あまりオススメできません。
そのため、WordPressを複数動かすには「データベースを複数作成できること」が条件となります。
- 今すぐWordPressを使う予定がなくても、今後を見越して「WordPressが使える」サーバーにしておくのがベター
- 「WordPressが使える」だけでなく、「データベースを複数作成できること」が大事
サポートが充実している
レンタルサーバーを選ぶ目安は分かったけど、まだ何となく不安…。
何か起こったらどうしよう…。
これまでレンタルサーバーの選び方の目安はお伝えしましたが、やはり実際の契約・運営については不安がつきものですよね。そういうときは運営に相談するのが一番です。
「こういうことがしたいけど、このプランで大丈夫?」という契約前の相談もOKですし、すでに運営しているWebサイトやブログで「こんな問題が起こっているけど、どうしたらいい?」などの相談ができると心強いですよね!
レンタルサーバーもサポートが手厚いところを選びましょう。
レンタルサーバーで対応しているサポートは以下3つが一般的です。
- メール(お問い合わせフォーム) → 24時間/365日受付が大半、返信は1~7営業日程度
- 電話 → 平日日中のみ受付が多い
- チャット(AI) → 平日日中のみ受付が多い
メール・電話・チャットは時と場合に応じて使い分けできるので、すべて対応しているところを選びましょう。
このうち、安いプランだと電話サポートを受け付けていないなどが多いので気をつけましょう。
やはり電話でリアルタイムに相談できるのはかなり心強いので、初心者の方であれば電話相談があるサービスを選ぶほうが良いです。
- サポートはメール・電話・チャットが一般的
- 上記すべて対応しているところが良い
- 電話はプランによっては対応していないため注意
おすすめのレンタルサーバー
ポイントは分かったけど、結局どこがいいんだろう…
300サイト以上を作成してきたプロのWebデザイナーから見た
おすすめのサーバーをご紹介します!
前項であげた「レンタルサーバーを選ぶポイント」を踏まえ、これまでの経験からみて一番おすすめできるエックスサーバーについて紹介します。
おすすめは「エックスサーバー」
個人のWebサイトやブログにおすすめできるレンタルサーバーは「エックスサーバー」です。
本章では「エックスサーバー」について解説します。
国内レンタルサーバー シェアNo.1、サーバー速度No.1の実績
エックスサーバーは2023年10月現在、国内レンタルサーバーとしてシェアNo.1となっています。
多くの方が使っているということは大きな安心材料ですよね!
サーバーの運用も20年以上続いており、レンタルサーバーとしての実績は長いです。
サーバーの稼働率も99.99%以上を堅持しているとのことです。
実際、クライアント様が使われていたり個人的に何年も使っていますが、Webサイトが見れなくなった、繋がらないなどの障害の経験はほぼありませんでした。
他社サーバーよりかなり少ない印象です。
また、サーバー速度自体もNo.1を誇っており、最新のサーバー環境を提供してくれています。
最新の、というとおりサーバー環境はちょくちょく更新しています。なので最新のシステムが動かないということはありません。
ページの表示速度を上げるような機能も標準でついており、Googleが提供している「PageSpeed Insights」のスコアも上がります。他社からエックスサーバーにサーバーを乗り換えただけで、スコアが10点ちかく上がったこともありました。
コスパの高い料金設定
利用料金は月額990円~となっています。昨今のサブスク事情を踏まえると、リーズナブルな設定ではないでしょうか?
価格でいえばもっと安価なサービスもありますが、
機能やサーバー性能を考えるとコスパはかなり高いです!
よくキャンペーンを行っているため、契約するならオトクな期間にしましょう。
キャンペーンはいくつか種類がありますが、割引キャンペーンがオススメです。
プランはスタンダードプランで十分です!
プランによる機能に差がほぼ無いのもエックスサーバーの特長です。スタンダードプランで十分な機能があります。
さらに、独自ドメインが2つ永久無料で使えます。
.comや.netなどメジャーなドメインが取得できるのでとても使い勝手が良いです!
ドメインは単体契約だと年額1,300円程度の更新料金がかかるので、それが2つも利用できるのは大変オトクですね!
10日間のお試し期間がある
とはいえ、レンタルサーバーは実際に使ってみないと分からないですよね。
特にWebサイトやブログは実際に動かしてみて初めて納得できると思います。
エックスサーバーは10日間の無料お試し期間があります。
お試し期間だからといって機能は制限されないので、じっくり使い心地を確かめられます。
万一満足できなかったとしても、お試し期間内に解約すれば料金は一切かかりません。
電話・メール・チャットサポートがある
初めてのレンタルサーバーだとやっぱり不安…
何かあったらどうしよう…
エックスサーバーなら電話・メール・チャットサポートの3種類でサポートが受けられます!
すべてのプランが対象です。
ネットで調べればすぐ出てくることもありますが、やはり始めたての頃は問題が起こっても何が原因なのかの検討もつかないものです。
やはり知識のあるプロにすぐにアドバイスがもらえるというのは心強いです。
分からないことがあったらすぐにサポートに連絡しましょう!
メール・Webサイトを始めるならエックスサーバーで!
いかがでしたでしょうか?
おさらいになりますが、レンタルサーバーを選ぶポイントは以下のとおりです。
選ぶポイントを踏まえたうえで、私がおすすめするのはエックスサーバーです!
業界に携わって10年以上の経験をもとにした意見となります!
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
それでは良いWebライフを!
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